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アビスタにおいて、今年もサツキの展示会が25日・26日の両日、出展者の力作が数多く出展されました。
サツキは花として楽しめ、また、盆栽としても楽しめるので秋には樹形の展覧会も行なわれます。
愛好者は一年を通して作業があり、時間的に余裕がないとなかなか良いものはできません。
サツキ培養の歴史は、山間の渓流のほとりの自生地から、野生種が掘りとられ、庭園樹として使用されたことからはじまります。
日本に庭園がはじめてつくられたのは、飛鳥時代の推古天皇のころと伝えられており、以後、平安、室町時代へと急速な発展をとげました。
鉢植えのはじまりは、いつごろから培養し、鑑賞されるようになったかは正確な資料が非常に少ないので、明らかではありません。
日本において、草木を盆栽として鑑賞することは鎌倉時代ごろからみられたという史実があります。
盆栽は、室町時代、豊臣時代、徳川時代へと盛んになっていったのですが、サツキも、この盆栽の初期の時代に庭木から見つけだされた変種や
珍種を鉢植えとして培養されたと考えられます。
大正になると、東京ではじめて展示会が開かれ、いっそう愛好者の増加に拍車をかけ、また、このころ栃木県鹿沼地方一帯からでる鹿沼土が
サツキの培養に最適であることが発見されて以来、宇都宮、鹿沼両地方が大生産地としてリーダーシップを握りました。
また、品種改良も、アザレアとを交配させるなどの育種研究も熱心に行われ、大正末期には一千種を超す品種ができ、
全国各地でサツキ同好会が多くつくられ、展示会などの催しも盛んになりました。
「さつき」 沖田一栄・沖田好弘著より一部参考
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