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土地の買い方・建物の建て方・ローンの組み方・家を売る時 |
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■ 土地を買う・・・ |
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■ 立地がすべて?!
不動産選びの基本は、一にも二にも立地条件です。 アメリカの不動産王、ドナルド・トランプ氏も不動産はロケーションだと言っています。ロケーション、つまり景観です。
住宅地であれば、交通の便、商業施設、病院、学校、町の治安、etcといったところでしょうか。 当たり前ですよね。みんなが住みたいと思うんですから。 そういう条件が揃えば、どんどん人気を呼び、その高い地価でも買える層が集まってきます。 そして、ブランドになってしまうんです。人はその土地を高級住宅地と呼ぶようになります。
で、またそれなりの層が集まってきます。好循環。 けれど、いい話ばかりではありません。
電車や道路が整備されて、確かに便利にはなったのですが、地価は上がり固定資産税は高くなり、相続税が払えなくなりました。 そのために土地を売る、もともと200坪、300坪で一区画としての敷地であったものが、不動産業者が売りに出す時には、それをいくつかの区画に分けて分譲する。
相続税対策だと、建設業者に勧められ大きな借金をしてマンションを建てる。
ゆったりとした敷地が細切れにされ、無計画にマンションが建てられ、そして、いずれ景観は失われていきます。 そうすると、それなりの層はまた次の景観のよい場所へと移っていきます。これは土地だけではありません、分譲マンションでも同じです。 そうなったからって、もうイヤだからという理由で普通のサラリーマンが、簡単に引っ越せるわけありませんよね。
ですから、土地から購入される方にとっては、10年後、20年後、30年後この辺りはどうなるだろうと予測することも大事なんです。 それでは、土地を購入する時どこを見ておくか、カンタンなポイントだけ!
・交通の便これは、みなさん自動車の免許はお持ちだと思いますしかし、ご自身が元気なうちは良いのですが、老いてきた時のことも考慮してください。 それと、子供さんの学校のこと、小学校が遠いか近いかは結構気にされますが、どこへ進学するかまだ未定ではあっても、中学・高校までの交通経路も考えておいて下さい。子供さんの毎日の負担と、思わぬ交通費の出費がかかる場合もあります。
・生活施設スーパーや病院、日用品はすぐ買える場所にあるのか、すぐ撤退しそうにないか。
・空き地や古い建物広い空き地などあればいきなりマンションや遊戯施設が建つかもしれませんし、古い建物も建て替える時、何が建設されるか予想はできません。 逆に空き地ばかりになる可能性もあります。
・近隣の住人の年齢層年齢が近い住人ばかり偏ると、将来、老人ばかりになってしまいます。
・計画道路などの予定はないかこれは不動産業者に聞くか、役所で確認してください。地方の旧道沿いなんかですと、バイパスが通っただけで大変化してしまいます。 また建設物の計画も確認しておきましょう。
昔は便利で良かったのになぁ、なんて愚痴りたくないですよね。 いろいろ書きましたが、大切なのはご自身がどういう場所に住まわれたいか、です。 自分自身の生活設計を見据えて、場所選びをしてください。
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